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2015年2月12日 (木)

死ぬことそして生きること

日曜日
灰色の空が広がる
冷たい午後
おむすびくんのおじいちゃんが
90年の命を終えました。

水曜日
太陽の光広がる
暖かい朝
おじいちゃんは骨となり
その姿を終えました。

ここ数ヶ月のおじいちゃんは
ずいぶん会話が通じるようになった
おむすびくんと一緒に
ささやかな昼食をとり
そのたび
ささやかなおもちゃを買うのを
楽しみにしてくれていたので
ささやかながら良い時間を
過ごしてもらえたのかなぁと
思ったりしています。

おじいちゃんが
入院もせず
誰の手も煩わせることなく
90年の命を本当にあっと言う間に
終わらせたのは、
一人息子が故に
誰ともその責務を分かち合えず
決して穏やかではなかった両親からの
呪縛をこらえ
一身に
認知症の母親と対峙し
90歳の父親の世話をした
おむすびくん父さんへの
最後の感謝だったんじゃないかなと
私には思えてならないのです。

おじいちゃんの遺骨に
今日もおむすびくんは
元気に「行って来ます!」と
声を掛けます。

生きている私たちを取り巻く世界は
今日も変わらず時を刻み
回っています。

いつかは必ず死ぬということを
ちゃんと心に留め置いて
目の前の大切な人たちと
ささやかな幸せで心温まりながら
暮らせる日々に感謝して
最後に終わるその時まで
生きていられたらいいなと思うのです。

その日が例えば
突然明日やって来ようとも
悔いのないよう。
悔いのないよう。


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