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2015年6月29日 (月)

映画タイトルを書くという経験

先日、書の先生にお誘いいただき、
二日間のとてもおもしろい
文字書きのワークショップに参加してきました。
日本デザイン書道作家協会主催で
映画タイトルデザイナー:赤松陽構造さんを
講師にお迎えした
「自由な発想と方法で題字を制作」
というワークショップ。

事前に課題として出された3本の映画を見て
そのうちのひとつの映画の題字を
文字通り、自由な発想で書くというもの。

墨、絵の具、クレヨン、毛筆、絵筆、
割りばし、和紙、画用紙、半紙・・・
道具は何でもいいのです。

課題映画は
「がんばっていきまっしょい」
「美しい夏キリシマ」
「終の信託」の3本。

ちなみに3作品とも題字は
赤松さんが書かれたものです。

私は「美しい夏キリシマ」と
「終の信託」を見たのですが・・・
映画はどちらも重かった・・・。

結局私は
「美しい夏キリシマ」を書くことにしました。
(「美」と「夏」が書きやすい漢字だったから(笑))

Sumi1
まえ
Sumi2

25名ほどの参加者のみなさんが
和気あいあいと、
そして私はお久しぶりにお会いした先生と
映画の感想を話し合ったり
時々おしゃべりしながら
それでも後半には夢中になって
2時間余り、文字を書き続けました。

隣で先生が
割りばしや、歯ブラシの柄や、糸(!?)で
見事な墨文字を書かれていらっしゃるのに触発され
私は刷毛の柄の木の部分で書いてみました。
Sumi3

初めて使う道具。しかも柄の部分。
筆とはまた違うニュアンスの滲みやかすれや線が
とても新鮮で、楽しかった!!

映画を見て私なりの解釈で
”血や涙や悲しみや空しさや狂気や残酷さ
すべてを抱き包んだ美しさ”
あるいは
美しさを強調することでむしろ悲しみや残酷さを
表現できたらと、こういう文字にしてみました。


2日目は
参加者全員の文字を
実際に映像に乗せてみんなで鑑賞会。

25人25色の文字があり
もう、どの方の文字も
映画に乗るとグンと映えて素晴らしかったです。

文字の大きさ、色、位置、間隔など
赤松さんがさりげなくアドバイスくださり
その通りささやかに修正しただけで
またさらに文字が題字として映え・・・

25人分の映像を約4時間見続けましたが
あっという間の時間で
とてもとてもおもしろかったです。

久しぶりに墨文字を存分に書き
尊敬する先生と机を並べて
共に学ばせていただき
映画の題字という貴重な経験のできた
本当に楽しいワークショップ。

また機会があれば
ぜひ挑戦してみたいです。

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